2008.7.5 大阪電通大で健康診断費用を支払わせる

大阪電気通信大は、非常勤講師が大学に健康診断書を提出するために受けた健康診断の費用を半額支払うことになりました。

今年2月に、非常勤講師への委嘱依頼の提出書類に健康診断書の提出が求められました。これまで、新規採用時以外に健康診断書の提出が求められたことはありませんでした。しかも提出の健康診断書は同大指定のもので心電図などが含まれており、地域で受けられる一般の定期診断ではダメなものでした。健康診断書を大学へ提出するために、非常勤講師は公立保健所で受けても9千円近く、一般病院で受けると1万円を越える費用がかかりました。

非常勤組合は専任組合と協力して健康診断書の実費の支払いを大学に求めることにしました。非常勤組合は4月中旬に団体交渉の申し入れをおこない健康診断費用の実費支払いと今後は非常勤講師も同大での健康診断を受診できるよう要求しました。非常勤組合と大学との定期交渉は7月に延びましたが、6月末の専任組合と大学との春闘交渉で大学側は半額負担することで合意したと総務部長から連絡がありました。組合は7月の定期交渉で非常勤講師も大学での健康診断が受診できるよう要求します。